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極道ピンポン

ISBN 978-4-909542-07-6 カテゴリー タグ

紹介

対立するヤクザの組が、ドスをラケットに持ち替えて、血で血を洗うカチコミ・ラリー!
著者独特の観念の暴走スマッシュと表現の変則スピンが炸裂!

日本ホラー小説大賞受賞作の「姉飼」で「これはわれわれへの挑戦だ!」と審査員を挑発した表現の奇才にして、同志社大学教授として英米文化・文学研究の専門家としての顔ももつ異能教授・遠藤徹の到達点は、なんとバイオレンス・コメディ(本書)&学園ファンタジー(同時刊行の『七福神戦争』)!?

著者プロフィール

遠藤 徹 (エンドウ トオル) (著)

遠藤 徹(えんどう とおる)
1961年神戸市生まれ。同志社大学グローバル地域文化学部教授。研究テーマはプラスチック、モンスター等多岐にわたり、以下のような評論・研究書を著している。『溶解論 ―不定形のエロス―』『プラスチックの文化史 ―可塑性物質の神話学―』(ともに水声社)、『ポスト・ヒューマン・ボディーズ』(青弓社)、『ケミカル・メタモルフォーシス』(河出書房新社)、『スーパーマンの誕生 ―KKK・自警主義・優生学―』『バットマンの死 ―ポスト9.11 のアメリカ社会とスーパーヒーロー―』(ともに新評論)など。
また小説家としても活躍し、「姉飼」で第10回日本ホラー小説大賞を受賞、「麝香猫」で第35回川端康成文学賞候補となる。主な作品集に以下のものがある。『姉飼』『壊れた少女を拾ったので』『おがみむし』『戦争大臣』(以上、角川ホラー文庫)、『ネル』(早川書房)、『むかでろりん』(集英社)、『贄の王』(未知谷)など。最新刊は本書と同時刊行の『七福神戦争』(五月書房新社)。

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